うれしい雨
日本が食糧危機になることに気付く人が少しずつ増えてきた。
輸入ができなくなり、国内で生産しない(できない)となれば、不足するのは当然だ。
だが、その食料危機を「農業を製造業のように」効率化して乗り切ろうとしているのがあわれな経済病にかかった日本人リーダーだ。
農業は、製造業のようには効率化できない。
できたとすれば、アメリカの農業のように土地を収奪して荒れ地に変える結果となるだろう。そうすれば、もう農業はできず、ラスベガスにでもするしかない。
まあ、経済病という病気は、不治の病なのだろう。
そうしたこととは関係なく、この小さな農園は雨の恩恵をたぷりと受け取っている。
地温が高くなったこの時期の雨は、苗を大きく成長させてくれる。
それだけではない。
害虫を洗い流してくれる。
害虫
なんとも難しい存在だ。
新しい種を植えて一二年はいい。
ところが三年四年と過ぎるにつれて、その種を食べる昆虫がやってくるのだ。
そして、定着する。
どうやって探し当てるのか、謎だ。
効率の良い農業をするには、この問題に巨大施設と農薬が不可欠である。
閉鎖された施設で農薬を使えば、必ず蓄積が起こる。
野外の小農園はそういう問題に落ち込まないように考えてやっている。だから、もうからない。
この難しさが、おもしろいような苦しいようなつらいような・・・
とにかく、今日の雨は歓迎だ。
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